持たざるものは、持たない

すがるための特技を持たずに生きてきた。金になるものでもいいし一生の趣味でもよかった。俺は自分の行動が進まなかったり失敗すると逃避先として自分の考察を始めた。それじゃ気分転換はできず、まあ気分転換ができずとも行動に反映する力があれば達成感で生きてられただろうが、現実にはどうにもなっていないのだ。
考察つってもなにより行動と名のつくものは苦手にしているから、浅い。浅いことを必死にやっている。浅いからギターもうまくならないし、考えれば考えるほど、俺は深くやることをゴミかなんかと勘違いして蓋をしているような。
その逆の人は大層楽しかろうと思う。それで楽しくなかったら人生を許さない。すこし不安。
人一倍考えて、考えを無駄にするのは人の数倍かとおもわれる。自分は自分の立てた理屈の通り動くことができない。事実関係を述べるとそうだし、諦めないだけに瞬間ごとに裏切るはめになっている。その諦めないってのも、もしかしたら諦める時もどうせ半端なもんだろうと思うと、いよいよなにもできない。